ふたりが夫婦になる儀式が結婚式。

ふたりが夫婦になる儀式が結婚式。
晴れて夫婦となったふたりのお披露目をする場が披露宴です。
一般的には
結婚式→披露宴→二次会
ですが挙式か披露宴どちらか一方しかやらない場合や、二次会を行わないことも。
二人の考え方によります。
結婚式には神前式、キリスト教式、人前式などがあります。
神前式は親族をメインにした式で、案外歴史は浅く最初の神前式は明治33年に行われた皇太子の婚礼の儀といわれています。
格式があり、年配の参列者に喜ばれるという傾向がります。
キリスト教式の結婚式は一番人気で、親族以外にも友人なども参列できます。
信者でなくてもプロテスタント系の教会で式を挙げられることもありますが、式場ではないので教会の方針に従う必要があります。
人前式は宗教的な意味合いがなく、式進行などのプランニングにも自由度があります。
また参列者全員が立会人となることも好まれています。
他にも新婚旅行をかねてハワイやヨーロッパなど海外で行う場合や、二人の思い出の地やリゾート地で挙式を行うこともできます。
参列者からのご祝儀は遠慮する場合は、交通費や宿泊費の負担をお願いすることが多いようです。その場合はあらかじめ伝えておきましょう。
披露宴は新郎新婦がホストです。おもてなしの気持ちを忘れずに。
招待客の人数と予算を予め決めておかないと会場がなかなか決まらないなんてことに。
二人が出会ったきっかけや、思い出などを基にして披露宴を演出すると二人だけの挙式に。
具体的にイメージが浮かばなくても、鍵となるような言葉を列挙したり逆に嫌な言葉・避けたい言葉なども箇条書きにすると挙式演出のヒントになります。

婚約記念品の交換

婚約記念品には一生の記念となる品を交換し合い、ふたりの絆を深め合おうという意味があります。
結納や両家の食事会などを行う場合はその場での交換が一般的です。
二人だけで交換するカップルも少なくありませんが、その時は親に報告しておきます。
男性への記念品はスーツや時計など、実用的なものが主流です。
何が喜ばれるのか、欲しいものは何か直接聞いても。
女性への記念品は婚約指輪（エンゲージリング）が主流です。
一生の記念となるものですからお互いに納得のいくものを選びましょう。
現在の主流は30万から40万円台のもの。

職場や友人への報告

職場への報告は親への挨拶をすませてから結納までの間を目安に行います。
まずは直属の上司に報告します。
披露宴に呼ぶ予定であれば他の上司や先輩、同僚にも自分から伝えます。
報告は業務時間内よりもお昼休みや始業前などに行い、公私のけじめをつけて。
披露宴に招待する場合はその旨を伝えておきます。
披露宴に招待しない場合は「結婚式は身内のみで簡単にすませることにしました。」と。
新婚旅行など休暇が必要な時期も上司に伝え、仕事に支障がでないように。
浮かれすぎない
周りの人におのろけ話をしすぎると浮かれた印象をもたれてしまいます。
先輩や同僚によそよそしい態度をとられていると思ったら、浮かれすぎて自分の都合だけで休暇の予定を決めたりしていないか考え直してみましょう。
気持ちよく祝ってもらえるように結婚前後はいつもより気を引き締めた仕事を心がけてください。

結婚式や結婚生活に口出しされたら

結婚式や結婚生活に口出しされたら
その場で安易にOKを出すのはやめましょう。
「考えてみる」とその場で結論をだすのではなく、後で二人で相談してその結論を伝えます。
安易にOKを出して、実行できなくて悪い印象を与えないように。
・親から結婚式の援助の申し出は
二人で費用を準備することは当たり前ですが、親から援助の申し出が合った場合はある程度は受け取ることも親孝行。
結婚後に何かを贈ることでお返しとしても。
・自分の親と相手の親の相性が悪い
相性が悪いことが見て取れるのであれば、一緒になる機会を減らすことは問題ありません。

当日の服装

当日の服装
男性はスーツが無難。
派手な色のシャツやネクタイは避け、きちっとアイロンがかかっているものを。
ひげは剃り、髪は長すぎないように注意。
手土産は事前に好みを調べておいて好みに合うものを用意しましょう。
渡すタイミングは室内に入り、パートナーに紹介された後。
話の話題を作りやすい、地元の名店の和菓子など。
女性の服装は減点されないように注意。
短いスカートや派手過ぎるメイク、ブランド物のバッグなど。
ご自宅に訪問する時はあまりきちんとし過ぎていると、迎えるパートナーとの親とのギャップでういてしまいます。